シリンダーの不具合は、加圧側だけでなく戻り側にも原因が潜んでいます。排油側の抵抗が大きくなると、戻り圧(バックプレッシャー)が異常に上昇し、シリンダー内部に想定以上の圧力が発生します。
この状態が続くと、シールの損傷や内部部品の変形、最悪の場合はシリンダー本体の破損につながることがあります。原因としては、油路の詰まりやフィルターの目詰まり、配管径の不足などが挙げられます。異常な発熱や動作不良を感じたら、戻り側の回路も点検しましょう。見えにくい戻り圧こそ、トラブル予防の重要なチェックポイントです。
