油圧シリンダーのシールは、正しい向きで組み付けることを前提に設計されています。向きを間違えると、圧力を受けるリップ部が正常に機能せず、油を密閉できなくなります。その結果、組立直後から油漏れが発生したり、圧力不足でシリンダー本来の性能を発揮できなくなったりすることがあります。
シールは一見すると前後の区別が分かりにくいため、経験だけに頼るのは危険です。組付け前には図面やメーカーの組立要領を確認し、向きを再確認してから作業を行いましょう。ほんの数秒の確認が、やり直しや油漏れトラブルを防ぐ大きなポイントになります。
