「シリンダー固定ボルトの伸び」

シリンダーを固定しているボルトが“伸びる”なんて本当にあるの?
と思われがちですが、実は油圧設備ではよく起こる現象です。

長期間にわたって負荷が繰り返し加わると、金属はわずかに塑性変形し、ボルトがほんの少しずつ伸びていきます。
さらに高温環境では熱による影響も加わり、ボルト長の変化が進行しやすくなります。

ボルトが伸びると、当然ながら締付力が低下し、シリンダーがズレたり、ガスケットからの油漏れにつながることも…。

トラブルを防ぐためには、
トルクレンチを使った定期的な締付チェック が必須です!

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