油圧シリンダーは、使用していない時の「保管環境」によっても寿命が大きく変わります。特に屋外での放置は要注意。紫外線によってゴム製シールが硬化・劣化し、さらに雨水の影響で錆や内部トラブルを引き起こします。その結果、寿命が数年単位で縮まってしまうことも。未使用時であっても、必ずカバーを掛け、直射日光や雨から保護することが大切です。見えないところで進む劣化を防ぐには、日常の管理意識が不可欠。適切な保管が長寿命化の基本です。

テレスコ3段油圧シリンダーの過加圧による修理、無事完了しました!…と言いたいところですが、実は一度組み付けたあと、動かなくなるトラブルが発生。すぐに再分解し原因を調査したところ、なんと一段目のブッシュが外れていたんです。これも圧をかけすぎた影響ですね…。仕方なく新たに製作し、慎重に取り付け直し!
そして、いざ再試験。今度は大丈夫…と思いきや、お客様から「社長の説明と加圧圧力が違う」とのご指摘が。最終的に15Mpaに調整し、もう一度試験。数回の変更があり、さすがに少し参りましたが、最後は無事完了!ただ、お客様への連絡が行き届かず、不快な思いをさせてしまったことは反省点。技術だけでなく、やり取りのスムーズさも大切ですね!💡

